中枢神経とは、脳と脊髄(せきずい)から構成される神経系の中心部分です。全身から集まる情報を処理・分析して指令を発信し、運動、感覚、思考、記憶など、体のさまざまな機能や精神活動をコントロールする司令塔の役割を担っています。
脳は、大脳・小脳・脳幹に分けられます。
◆ 大脳
大脳とは、人間が思考・記憶・感情・言語などを司る脳の主要な部分で、脳全体の約80%を占めます。右半球と左半球に分かれており、それぞれが異なる機能を分担しています。
◆ 小脳
小脳とは、後頭部の下側に位置する脳の器官で、主な役割は運動の調節、平衡感覚の維持、筋肉の緊張の調整です。
◆ 脳幹
脳幹(のうかん)は、大脳と脊髄をつなぐ脳の部位で、中脳・橋(きょう)・延髄(えんずい)の3つの部分から構成されます。呼吸や循環機能の中枢で、生命維持に不可欠な重要な器官です。
脊髄とは、脳から連続する中枢神経の一部であり、脳からの指令を体中に伝え、体からの感覚情報を脳に伝える役割を担う神経の束です。脊椎(背骨)という骨のトンネルの中に保護されています。
出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター