消毒法の種類 まとめ

💡 試験対策ポイント

📚 殺菌・滅菌・消毒・防腐

◆ 殺菌
殺菌とは、微生物を殺すこと。

◆ 滅菌
滅菌とは、生きている微生物が存在しない状態にすること。

◆ 消毒
消毒とは、病原微生物を殺すか除去して、感染力をなくすこと。

◆ 防腐
防腐とは、微生物の増殖を防ぐこと。

📚 化学的消毒法と理学的消毒法

消毒法には大きく分けて、化学的消毒法と理学的消毒法があります。

化学的消毒法:
 化学薬品(薬液)を用いて消毒を行う方法。

理学的消毒法:
 熱や紫外線などにより病原体を殺すか、除去する方法。

📚 化学的消毒法

化学的消毒法では、主に下記の5種類の消毒薬が用いられます。


◆ 薬液消毒の殺菌効果の3要素:温度・濃度・時間

📚 理学的消毒法

理学的消毒法には、主に下記の3種類があります。


◆ 紫外線は固体表面の消毒に適するが、陰になる部分の消毒はできますせん。また、汚れのついた表面では紫外線の消毒効果は減弱します。


◆ 加熱殺菌の殺菌効果が高い順: 煮沸>湿熱>乾熱で、煮沸消毒が一番殺菌の効果が高いです。
しかし、煮沸消毒でも「細菌の芽胞」は死滅(不活化)しません。

📝 練習問題

2024/秋
問題 消毒等の定義に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 消毒とは、病原微生物を殺すか除去して、感染力をなくすことをいう。
b 滅菌とは、生きている微生物が存在しない状態にすることをいう。
c 殺菌とは、微生物を殺して無菌な状態にすることをいう。
d 防腐とは、対象物から微生物を除去することをいう。
→ 正解 aとb
問題 消毒に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 水分の多いほうがタンパク質は熱変性を起こしやすいので、湿熱は乾熱より短い時間で消毒できる。
b 美容所で用いることができる理学的消毒法は、蒸気消毒と煮沸消毒の2種類である。
c 蒸気消毒は、煮沸消毒に比べて物品への熱侵入が確実なため、より短い時間で消毒できる。
d 消毒薬の効果は、温度、濃度、時間に左右される。
→ 正解 aとd
2024/春
問題 消毒殺菌に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 加熱消毒では、煮沸より蒸気の方が時間は長くかかる。
(2) 薬液消毒では、温度が低ければ時間は長くかかる。
(3) 加熱消毒では、同じ時間と温度であれば乾熱より湿熱の方が殺菌効果が高い。
(4) 薬液消毒では、温度・湿度・濃度が殺菌効果の3要素である。
→ 正解 (4)
2023/秋
問題 理学的消毒法に関する次の記述のうち、正しいものの組合せはどれか。
a 紫外線は固体表面の消毒に適するが、陰になる部分の消毒はできない。
b 紫外線の消毒効果は、汚れのついた表面でも減弱しない。
c 80~100℃、10分間の蒸気消毒で細菌の芽胞は不活化する。
d 2~3分間の煮沸消毒では、細菌の芽胞は不活化しない。
→ 正解 aとd

出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター