室内を明るくするには、採光と照明の2つの方法があります。その明るさ(=照度)は、ルクスという単位で表します。
室内を、自然光によって明るくすることを採光といいます。
自然光には、直射日光と天空光の2種類あります。
太陽から直接届く光。明るくてまぶしい。
太陽の光が大気中の粒子や雲に散乱され、空のあらゆる方向から降り注ぐ光。
蛍光灯など人工の光のこと照明といいます。
照明が照らす範囲の用語に、局部照明と全般照明があります。
特定の場所を明るく照らす照明を局部照明と言います。
主に直接照明で、照明効率は高いが、コントラストが強かったり影をつくったりして、眼精疲労を起こすことがあります。
※ 美容師試験では、局所照明として出題されています。
部屋全体を均一に明るくする照明を全般照明と言います。
部屋の用途や目的に合わせて、全般照明と局部照明を適切に組み合わせることが大切です。
明るさの度合いを照度といい、ルクスという単位で表します。
一般に日常生活に不自由のない明るさは、100ルクス以上とされています。
美容師法で、作業面の明るさの最低基準は、100ルクス以上と定められています。
理容所及び美容所における衛生管理要領では、作業中の作業面の照度が300ルクス以上であることが望ましいとされています。
室内の照度が不適当な場合は、近視、眼精疲労、頭痛、作業効率の低下などを起こすことがあります。
出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター