ヘアリンス剤は毛髪に自然な光沢と柔軟性を与え、櫛やブラシのとおりをよくし、毛髪の表面を保護すると共に、静電気を防止して毛髪をまとめやすくすることを目的として、シャンプー後のすすぎの段階で用いられます。
ヘアリンス剤の主成分としては、陽イオン界面活性剤の第四級アンモニウム塩が用いられます。
石けんを洗浄剤とするシャンプー剤が一般的だった時代では、毛髪などにアルカリ分や石けんかすを除去するために酸性リンスが用いられていました。
・リンス剤を用いずに、水やぬるま湯ですすぐことを、プレーンリンシングとよぶ。
・パーマネントウェーブやヘアブリーチ、ヘアカラー施術後は、酸性効果のあるリンス剤を用いる。
ヘアトリートメントの目的は、傷んだ毛髪を人工的に補強し、正常な状態に近づけること、また、それ以上傷まないように毛髪を保護すること。
・トリートメント剤に配合されているカチオン界面活性剤は、静電気を防止し、指通りを良くするなどの効果がある
・トリートメント剤は、加温して用いることにより、浸透が促進される
・トリートメント剤は、洗い流すタイプと洗い流さないタイプがある
・プレトリートメントは、パーマネントウェーブやヘアカラーの施術前に行われる
・ニーディング…手のひらの中で毛髪を包み込むようにして、手早く必要な部位にもみこむ
・フィンガースルー…手でストランドをにぎる(または人差し指と中指でストランドをはさむ)ようにして、両手で交互にスルーし、毛髪内部へ押し込み、毛髪表面を整える
・スクランチ…ストランドを軽く持ち上げ、ウェーブヘアーのカールを壊さないように、ゆっくり握るようになじませる
出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター