日本髪は、前髪、左右の鬢(びん)、髱(たぼ)、髷(まげ)から構成されています。
・前髪の張り出しは、鼻の高さと同じ線にそろえると調和がとれる。
・髱の下端はあごの位置にそろえるか、少し下がった位置にするのが標準である。
日本髪の装飾品には、次のものがあります。
・花簪(飾櫛)
・花簪(前挿し)
・びら簪(前挿し)
・平打ち(後挿し)
・玉簪
・芳丁
・飾櫛(前櫛)
・笄(中挿し)
・根がけ
・手絡(かけもの)
・前挿し(まえざし):両側の“びん”部分の上に挿す簪(かんざし)
・中挿し(なかざし):髷に棒状の簪を通し、左右に飾りが垂れ下がるスタイル
・後挿し(うしろざし):髷の後ろ根元部分に挿す簪
・飾櫛(かざりぐし):主に前髪と髷(まげ)の間、つまり頭の前方(額のすぐ上あたり)に差して使う
・根飾り(ねかざり):髷の根元に装着する飾り
・前飾り(まえかざり):髷(まげ)の前側や髪の分け目付近に装着する華やかな装飾品のこと。飾櫛(かざりぐし)や前挿し(まえざし)などがこれにあたります。
・鬼歯:仕上げに表面の毛の流れを整えるために使う。
・鬢出し:鬢(びん)を裏からふくらませたり、鬢の形を整えたりするために使う。
・毛筋の抜き歯:前髷(まえまげ)などを広げるのに使う。
・荒歯のとかし櫛:おおまかに髪をとかすために使う。
◆ 兵庫髷
・現代の日本髪の最初の型とされている
◆ 桃割れ
・左右に毛を分けて輪にし、後頭部で結び、髷をふくらませたもの
・明治時代になり少女が結うようになった
◆ 丸髷
・頭頂部に楕円形の平たい髷をつけた髪型
・明治時代では、既婚者の証とされた
◆ 島田髷
・島田髷には非常に多くの種類がある
・高島田は、未婚者髷ともいわれる
・文金高島田は、婚礼のときの髪型とされている
・髷の中央を低く結ったものを、つぶし島田とよぶ


出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター