上下水道 まとめ

💡 試験対策ポイント

📚 上水とは

上水とは、飲むために供給される水のことです。
水道法に基づく水質基準により、水質の適・不適が判断され、健康に悪影響がないこと、使用上、不便のないこと、おいしいことなどが求められます。

・近年の上水道の普及率は、約98%。
・水道水には、消毒のために塩素が加えられていて、給水栓の水で一定量以上とされている。
・高層建築物に作られている水槽が汚染されて、藻類が発生して異臭を出すことがある。

◆ 軟水と硬水の特徴
軟水(日本の水道水の多く):
・口当たりがまろやかで、飲みやすい。
・石鹸の泡立ちが良い。
・料理、特に和食の風味を活かすのに適しています。
硬水:
・カルシウムやマグネシウムなどミネラル成分が多く含まれている。
・独特の苦みや風味が素材の味を邪魔することがある。
・石鹸の泡立ちが悪くなる。

📚 下水とは

下水とは、台所などで使われた生活排水や、各種工場から出る産業排水、雨水(うすい)を合わせたものです。

◆ 下水処理
・下水は、公共の下水道で衛生上無害な水に処理した後、河川や海水などに放流し、還元・再利用されます。
・下水道の整備は、河川や水路の浄化を期待でき、日常生活の快適性や公衆衛生の向上が期待できる。
・下水には、病原微生物や寄生虫卵、有害物質が含まれている場合がある。
・下水処理を終えて川や海に放流される水の水質は、法律で規制されている。
・リンや窒素を多く含む排水は、湖沼での藻の発生を促進する。
・下水処理で発生する汚泥は、肥料やレンガなどに再資源化されるなど有効利用されている。
・下水道は、上水道に比べて普及が遅れている。
・下水道が整備されていない地域では、浄化槽が広く使用されている。
・浄化槽の設置や保守点検は、浄化槽法に基づいて行われる。

📝 練習問題

2024/秋
問題 下水に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 下水には、台所などで使われた生活排水のほか、各種工場から出る産業排水などがある。
(2) 下水には、病原微生物や寄生虫卵、有害物質が含まれている場合がある。
(3) 下水処理で発生する汚泥は、肥料やレンガなどに再資源化される技術が実用化されていないことから、すべて埋立処分が行われている。
(4) 下水処理が行われた後に河川などに放流される水の水質については、法令で規制されている。
→ 正解 (3)
2023/春
問題 下水道と浄化槽に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 下水道の整備により、日常生活の快適性や公衆衛生の向上が期待できる。
(2) 下水処理を終えて川や海に放流される水の水質は、法律により規制されている。
(3) 下水道が整備されていない地域では、浄化槽が広く使用されている。
(4) 浄化槽の設置や保守点検に関係する法律は、定められていない。
→ 正解 (4)
2020/秋
問題 水道に関する次の記述のうち、誤っているものはどれか。
(1) 人が飲む水である上水には、健康に悪影響がないこと、使用上、不便のないこと、おいしいことなどが求められる。
(2) 水道法に基づく水質基準により、水質の適・不適を判断する。
(3) 浄化槽とは、河川水を浄化して上水を得るための施設のことである。
(4) 高層建築物に作られている水槽が汚染されて、藻類が発生して異臭を出すことがある。
→ 正解 (3)

出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター