・切る対象に対して腕を軽く曲げたくらいの間隔を置く。
・目線の高さを調節する場合は、背筋を曲げずに、膝の屈伸で対応すること。
・カットをする際、肘の位置をカットラインに合わせることが大切である。(例:右から左へ下がるラインを切る場合は、右肘を上げ左肘を下げる)
ヘアカッティングにおけるブロッキングとは、髪をいくつかの毛束に小分けにし、クリップやヘアゴムで留める作業のことです。ヘアスタイルを作る上で正確性を高めるための重要な技術です。
◆ プロッキングの基礎分割線
・正中線:頭部を左右に2等分する線
・側垂直線:左右の耳を縦に結び、頭部を前後に2分する線
・側水平線:左右の耳上の生え際を水平に結んで、頭部を上下に2分する線
上図のように、パネルを左に集めてカットすると、右に向かって徐々に長いカットラインになります。
上図の右側ように、パネルの幅が広いほど、また短いほど、カットラインの誤差が大きくなります。
毛髪をすべて同一線上で切る技法。水平ライン、前下がりライン、後ろ下がりラインがあります。
毛髪が自然に落ちる位置にパネルをシェープしてカットします。
密な段差を付ける技法で、下部の層に比べ上部の層ほど毛髪が長く、最も長い毛髪の部分がボリュームの頂点になります。
ダウンステム(頭皮に対して90度より小さい)でパネルをシェープしてカットします。グラデーションの幅の大小は、シェープするパネルの角度の大小によって決まります。
長さの異なる毛髪の層を重ね合わせボリュームを調整してスタイルに立体感をあたえるカット技法で、段カットともよばれます。
アップステム(頭皮に対して90度より大きい)でパネルをシェープしてカットします。トップショートのロングエンド(上部が短く下部が長い)となり、スタイルに立体感を与えます。
全体をほぼ同じ長さにするカット技法。
オンベース(頭皮に対して90度)でパネルをシェープしてカットします。頭部の形がそのままヘアスタイルのシルエットを形成するので、ショートスタイルのカッティングに多く用いられます。
毛髪を直線でブツ切りにする技法。
間引きするように毛量を減らして調整する技法。
・グラデーション状に毛量調整すると、丸みを出しながら量感を減らすことができる。
・レイヤー状に毛量調整すると、フラット感を与えながら量感を減らすことができる。
・デザインの構成上表面にあたる部分や分け目の部分は、セニングしすぎないようにする。
・パネルに対して直角にシザーズを入れないようにする。
毛先を尖らせたり、軽くしたりする技法。
毛髪上でシザーズをスライド(開閉しながらすべらす)することで、毛先を穂先のような状態にする技法。
カッティングされたラインをさらにカットし、修整して仕上げる技法。

出典:公益財団法人 理容師美容師試験研修センター